当記事では、ドスパラ「GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載」の詳細レビューをまとめている。Core i7-13700KF×RTX 4080搭載のハイエンドクラスのゲーミングPCだ。CPUがCore i7-13700KからCPU内蔵グラフィックス非搭載のCore i7-13700KFへと切り替えられた。同じタイミングで2万円の値引きが適用となり購入しやすいモデルとなっている。ゲーミング性能は高く4K環境でのゲームプレイがメインとなる。レイトレーシングを有効化しても問題ない。フルHDやWQHDだけならオーバースペックだ。
当ページの目次
GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載のスペック解説
ブランド名 | GALLERIA |
---|---|
製品名 | GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載 |
価格 | 439,980円(税込) |
CPU | Core i7-13700KF(水冷) |
グラフィックボード | GeForce RTX 4080 |
メモリ | DDR5-4800 16GB |
SSD | NVMe 1TB Gen4 |
HDD | 非搭載 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM |
マザーボード | チップセットZ790 |
おすすめ度 | Bランク |
評価 | ・コスパ ★★★★★★☆☆☆☆ 6.2 ・構成 ★★★★★★★☆☆☆ 7.0 ・品質/サポート ★★★★★★★★★★ 10.0 |
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各タイトルの対応表
Final Fantasy 14 4K | Apex Legends 144Hz | Apex Legends 60Hz | フォートナイト 240Hz | フォートナイト 144Hz |
---|---|---|---|---|
★★★★★ | ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載はCore i7-13700KFとRTX 4080を搭載したハイエンドクラスのゲーミングPCだ。GPU性能は非常に高く、一般的なゲームプレイでは性能を確実に持て余す。そのため、フルHDでApex LegendsやFortniteをプレイするだけならおすすめできない。4K解像度や特殊解像度を前提とし、特殊な環境を構築したいユーザー向けだ。FPSやRTSなどではオーバースペックとなるので、プレイするゲームと環境に合わせて選択したい。
GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載の性能まとめ
ゲーミングPCとは、グラフィックボードやCPUなどのPCパーツの集合体だ。ここでは特に重要なグラフィックボードとCPUについて分解して細かく見ていく。
PC初心者の方がスペックを見て性能をイメージすることは難しいだろう。一体として見るよりも一つずつのパーツを見ていくと理解がしやすいと考えている。
Core i7-13700KF(CPU)
Core i9-13900K | |
Ryzen 9 7950X | |
Core i9-13900 | |
Ryzen 9 7950X3D | |
Core i7-13700K | |
Ryzen 9 7900X | |
Core i7-13700 | |
Core i9-12900K | |
Ryzen 9 5950X | |
Core i9-12900 | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 9 5900X | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i9-11900K | |
Core i5-12600K | |
Core i7-11700K |
GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載で採用されているのはIntel第13世代の高パフォーマンスであるCore i7-13700KFだ。16コア24スレッドと従来モデルのCore i9-12900Kと同等のスペックを持ちパフォーマンスでは10%以上上回っている。従来モデルのCore i7-12700Kと比べて27%も性能が高い。これだけの性能があればゲーム実況などゲーム+αで考えられる。競合モデルであるRyzen 9 7900Xと比べても性能では上だ。ハイクラスのグラフィックボードとのバランスも取れるが、現行のAda Lovelace世代のRTX 4080と合わせるとやや物足りなさがあるのが正直なところだ。もちろん極端にパフォーマンスが落ちるわけではないのでそこは安心して欲しい。
GeForce RTX 4080(GPU)
RTX 4090 | |
RX 7900 XTX | |
RTX 4080 | |
RX 7900 XT | |
RTX 3090 Ti | |
RTX 3090 | |
RX 6950 XT | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 3080 12GB | |
RX 6900 XT | |
RTX 3080 10GB | |
RX 6800 XT | |
RX 6800 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RTX 2080 Ti |
当該モデルではグラフィックスにGeForce RTX 4080を搭載している。同じAda Lovelace世代のRTX 4090に次いで高いグラフィックス処理性能を誇る。従来モデルのRTX 3080と比べて30%以上も処理性能が高い。競合モデルであるRadeon RX 6000シリーズのフラグシップモデルであるRadeon RX 6950 XTと比べて20%以上も性能が高く圧倒している。RTコアも第3世代になって大幅にパフォーマンスが引き上げられている。今の内にハイエンドモデルを手にしておけばしばらくは安泰だ。
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GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載の特徴
2万円ダウンで評価激変
GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載は、価格が2万円安くなったことで非常に強力な選択肢となった。今回の変化はいい意味で想定外だったと言える。しばらくは値下げされずしばらくは第12世代CPU搭載モデルが主流になると考えていたのだ。思いの外早く価格が下がり、第12世代の取り扱いが縮小傾向になった。
また、第13世代搭載モデルの価格が第12世代搭載モデルとそこまで変わらなくなったことも大きい。RTX 4080の性能自体はまだまだポピュラーとは言えず、価格も高いままだ。それでも少しずつ価格が下がり以前よりも選択肢に入りやすくなった。もちろんGALLERIA ZA7C-R48の価格が下がったことも大きいが、RTX 3080より上のGPUが取り扱い終了となりつつあるからことも後押ししてくれる。
RTX 3080の次はRTX 4070 Tiとなり、その上にRTX 4080がある形だ。RTX 3080 12GB、RTX 3080 Ti、RTX 3090、RTX 3090 Tiの4つがRTX 4070 TiとRTX 4080に置き換わった形となれば分かりやすいだろうか。性能差は当然大きいが、価格がそれなりに落ち着けばハイエンドクラスを求めるユーザーにも手の届きやすいモデルとなる。
2万円の値下げ自体はそれほど目立つように見えないかもしれないが、、最上位クラスの性能を持つモデルが45万円を切ったのは期待できる変化だ。この後に登場するであろうRTX 4070が登場すればRTX 3080やRTX 3070 TiのようなGPUは姿を消していく。RTX 4000シリーズに完全に移行すれば、RTX 3080 Tiで主流だった35万円~40万円台での選択も可能になるかもしれない。
それまでに掛かる時間を考慮すれば、今43万円台で選択することはそれほどマイナスではないと考えている。ただし、強力な選択肢となった今でも、おすすめできるユーザーは限られている。選んで後悔することはないかもしれないが、おすすめ度はそこまで高くない。より高い性能を求めるユーザーにのみ満足できる価格になった程度だ。
ガレリアではRTX 40シリーズが主役になる移行段階にある
GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載の変化を見る限り、ガレリアシリーズではRTX 40シリーズが主役になる時代はそう遠くはなさそうだと判断できる。他社メーカーも同じだろう。これまでRTX 4080は未知の性能だった。そこへRTX 3090とRTX 3090 Tiの中間となる性能を持つ下位モデルとしてRTX 4070 Tiが登場した。このRTX 4070 Tiは元々RTX 4080 12GBととして登場予定だった。それがリネームした形だ。
このRTX 4070 Tiの登場により、RTX 4080の性能はより身近に感じられるようになったと思う。従来のGPUと重なる性能だからだ。RTX 4080はRTX 3090 Tiを超えて、これまでにない高性能さが魅力であると同時に、想像しにくい性能でもあった。下位モデルの登場でRTX 40シリーズの性能は既存をなぞる形であると分かりやすくなった。
RTX 4070 TiとRTX 3080 12GBはほぼ同じ価格だが、性能はRTX 4070 Tiの方が2ランク以上アップする。RTX 3080 Tiと同じ価格のRTX 4080の性能も同じように2ランク以上アップすると考えればRTX 4080の性能が少し分かるようになった。これまではRTX 4090とRTX 4080の2種類しかなかったことで性能が測りづらかった。
シリーズが拡充されてくると徐々に性能面に関する不安や疑問が解消され、理解しやすくなってきたのではないだろうか。この点で、一般的ではなく敬遠されがちだったRTX 4080の性能も少し手を伸ばしやすくなったように思う。搭載モデルの価格がもっと下がり始めれば、ハイエンドクラスとして選ばれるGPUになってくるはずだ。
本音を言えば今でもRTX 4000シリーズはおすすめしたい。しかし、それを価格が許さない状況だ。RTX 3000シリーズが市場から消える頃には価格もしっかり落ち着き、手を出しやすいラインナップも増えてくる。選択する余裕があるならおすすめだが、少し無理をしなければ届かないというなら様子見を推奨したい。
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競合モデルとの比較
ブランド | GALLERIA | OMEN |
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イメージ | ![]() | ![]() |
製品名 | GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載 | 価格.com限定 (Core i7-12700K/RTX3080Ti/ 2TB SSD/32GB/水冷/W11P) |
ケース | ミドル | フル |
価格 | 439,980円(税込) | 428,000円(税込) |
CPU | Core i7-13700KF(水冷) | Core i7-12700KF(水冷) |
GPU | RTX 4080 | RTX 3080 Ti |
メモリ | DDR5-4800 16GB | DDR4-3733 32GB |
SSD | NVMe 1TB Gen4 | NVMe 2TB |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
電源 | 1000W PLATINUM | 800W GOLD |
マザボ | Z790 | Z690 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
価格は12,000円ほど高い程度で、GALLERIA ZA7C-R48の評価の方が高い。RTX 4080搭載モデルはそれなりに出揃ってきている。今後GALLERIA ZA7C-R48を超えるモデルも出てくると思うが、現段階では45万円以下で選択できるモデルとしてはまずまず優秀なGALLERIA ZA7C-R48が今はおすすめしやすい。狙い目のはずの旧モデルと比べても価格的にアドバンテージがある。この状況であれば最新モデルをおすすめしたい。
パソコンケースレビュー
正面
新しいケースはユーザー目線に立ったモデルだ。GALLERIAのロゴが真ん中に位置している。吸気口が正面下部から両サイドに変わり排熱効率が大幅にアップしている。グラフィックボードなどのパーツの高性能化による発熱量をカバーするのに十分だ。
I/Oパネル
I/Oパネルは本体の上部に斜めに配置されている。USB端子も豊富で利便性が高い。ゲーミングヘッドセットを使う際にもコードが曲がらず使い勝手がよい。天板にものを置くことも可能だ。
右側面
本体右側はシンプルだ。前面のメッシュ部分には青色のシートが内部に貼り付けられている。
左側面
本体サイドには吸気口が見える。また、クリアガラスパネルを採用していてゲーミングPCらしさが演出されている。高級感のあるデザインは評価も高い。
下側
本体下側にもファンが見える。メッシュパネルはワンタッチで取り外すことができてメンテナンス性に優れている。
背面
背面は参考として見て欲しい。搭載するグラフィックボードによって変わる可能性がある。
管理人による総評(GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載)

GALLERIA ZA7C-R48 第13世代Core搭載は、Core i7-13700KF×RTX 4080搭載のハイエンドクラスのゲーミングPCだ。CPUがCore i7-13700KからCore i7-13700KFになり2万円ダウンだ。この変化は大きい。45万円以下で現行のハイエンドモデルを購入できる。CPU・GPU共に新しいパーツを採用していて高い水準でのゲームプレイが可能だ。4K+レイトレーシング有効化にも対応できる。グラフィックボードの性能に対してややCPUの物足りなさがあるが、Core i7シリーズも性能の底上げが行われて心強い存在となった。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
439,980円(税込) | Core i7-13700K | RTX4080 |
メモリ | SSD | HDD |
DDR5 16GB | 1TB | 非搭載 |
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