当記事では、G-Tune TD-S2(第12世代モデル)の評判とレビューをまとめている。Intel第12世代Core i7-12700を搭載したゲーミングPCだ。Core i7-11700を搭載した「G-Tune TD-S2」の上位モデルということになる。
ゲーミング性能では同等だが、より高いCPU性能を得られるのが魅力だ。価格も比較的抑えられていてコストパフォーマンスは良好だ。ゲーム+αでのPCを使用したいと考えている方は必見だ。通常ラインナップの「G-Tune HM-B-3060Ti」と比べてもいかにお得なモデルであるかということがわかるだろう。
当ページの目次
G-Tune TD-S2(第12世代モデル)のスペック
ブランド名 | G-Tune |
---|---|
製品名 | TD-S2(第12世代モデル) |
価格 | 209,800円(税込) |
CPU | Core i7-12700 |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 512GB |
HDD | 非搭載 |
電源 | 700W BRONZE |
マザーボード | チップセットZ690 |
コスパ | ★★★★★★★★★☆ 8.8 |
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G-Tune TD-Sのおすすめカスタマイズ
項目 | 標準 | おすすめカスタマイズ |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit | 変更なし |
オフィスソフト | オフィスソフト無し | 変更なし |
CPUファン | オリジナル サイドフローCPUクーラー | Cooler Master Hyper 212 EVO +880円 |
CPUグリス | 標準CPUグリス | ダイヤモンドグリス 親和産業 OC7 +2,090円 |
メモリ | DDR4-3200 16GB x2 | 変更なし |
SSD (M.2) | 512GB NVM Express SSD | 変更なし |
SSDまたはHDD | なし | 1TB HDD +7,590円(税込) |
HDD | なし | なし |
外付けストレージ | なし | BUFFALO HD-NRLD2.0U3-BA +9,790円 |
光学ドライブ | 非搭載 | DVDスーパーマルチドライブ +4,180円 |
光学ドライブ(外付け) | なし | [ USB2.0 ] DVDスーパーマルチドライブ +3,740円 |
電源 | 700W BRONZE | 850W GOLD +10,890円(税込) |
UPS | なし | なし |
無線LAN | なし | インテル(R) Wi-Fi 6 AX200 +2,860円 |
外付け拡張デバイス拡張デバイス | なし | 無線LANアダプタ Archer T3U +2,970円(税込) |
拡張カード | なし | なし |
ケース | ミニタワーケース ( ケースファン 背面×1 搭載 ) | ミニタワーケース ( ケースファン 前面×2 / 背面×1 搭載) +3,080円(税込) |
キーボード | なし | なし |
マウス | なし | なし |
マウスパッド | なし | なし |
ペンタブレット | なし | なし |
スピーカー | なし | なし |
ヘッドフォン | なし | なし |
ゲームコントローラー | なし | なし |
WEBカメラ | なし | なし |
Windows Hello デバイス | なし | なし |
ウイルス対策・セキュリティソフト | なし | なし |
ソフトウェア1(プリインストール) | Steamクライアントソフト | 変更なし |
ソフトウェア2(バンドル) | なし | なし |
パソコン引越しソフト | なし | なし |
パソコン下取りサービス | なし | なし |
データ復旧サービス | なし | なし |
各種出張サービス | なし | なし |
サポート | 初期不良対応1ヵ月 センドバック修理保証 | 変更なし |
電話サポート | 24時間365日電話サポート | 変更なし |
破損盗難保証サービス | なし | なし |
モニタ | なし | なし |
モニターアーム | なし | なし |
プリンター選択 | なし | なし |
ブロードバンドルーター | なし | なし |
HUB | なし | なし |
USB周辺機器 | なし | なし |
LANケーブル | なし | なし |
ゲーミングチェア | なし | なし |
サプライ | なし | なし |
- OS
- オフィス
- CPUファン
- CPUグリス
- メモリ
- SSD (M.2)
- SSDまたはHDD
- HDD
- 外付けストレージ
- 光学ドライブ
- 光学ドライブ(外付け)
- 電源
- UPS
- 無線LAN
- 外付け拡張デバイス
- 拡張カード
- ケース
- キーボード / マウス / マウスパッド
- スピーカー / ヘッドフォン
- ゲームコントローラー
- WEBカメラ(オプション)
- Windows Hello デバイス
- ウイルス対策・セキュリティソフト
- ソフトウェア1(プリインストール)
- ソフトウェア2(バンドル)
- パソコン引越しソフト
- パソコン下取りサービス
- データ復旧サービス
- 各種出張サービス
- サポートサービス
- 電話サポート
- 破損盗難保証サービス
- モニタ
- モニターアーム
- プリンター
- ブロードバンドルーター
- HUB
- USB周辺機器 / ゲーミングチェア / サプライ
- LANケーブル
Windows 11 Home 64bitが標準で搭載されている。Windows 11 Proが選択可能だが、こちらはビジネス向けのOSである。会社内で使用する場合などには有用だが、ゲームをプレイするためのゲーミングPCには不向きなのでおすすめしない。
必要であるならば選択。仕事で使用しないなら無料のオープンオフィスがある。Microsoftのオフィスと互換性もあるので、まずはそちらを使ってみるのもいい。
第12世代のCPUは非常に優秀な性能を有している。反面、発熱量と消費電力は高い。+880円で選択できるCooler Master Hyper 212 EVOは第一候補だ。予算に余裕があり、長時間の使用もあるなら水冷CPUクーラーもありだ。+3,190円で選択できるLiquid Solutionはメンテナンスフリーで扱いやすい。オーバークロックに対応していないCPUなのでこれで十分だ。もちろん、標準のCPUファンでも問題はない。ここは予算と用途に合わせて選択したい。
CPUファンの交換を行うならCPUグリスの交換もおすすめだ。冷却効果が高まるのでセットにしておきたい。ただ、効果を体感することは難しい。優れたCPUファンに交換するのなら、お守り程度に選択しておこう。
選択できるグリスは全てそれなりに評価されているものだ。ダイヤモンドグリスにこだわる必要はない。
メモリは64GBまで選択できる。ゲームがメインであるなら、RTX 3060 Tiの性能を考えると16GBで十分だ。Core i7-12700の性能を活かし、ゲーム以外の用途を考えている場合は32GB以上も候補に入るだろうか。用途に合わせた容量を選択したい。G-Tune TD-S2はメモリスロットが4つある。標準では8GBx2となっているため、2スロットを占有している。
つまり、カスタマイズなしの場合は2スロットの空きがあるということだ。まずは16GBのままにして、必要になれば増設するくらいでいいかもしれない。空きスロットがあるなら16GBx2の32GBを追加した48GBまでは無駄なく搭載できる。メモリをどの程度使用するか想定しにくいなら、ひとまず様子を見るのもありだ。
メモリの増設は非常に簡単なので、初心者にもおすすめしやすい。ただし、増設すると保証対象外となる可能性がある。修理に出す際は標準構成と同じ構成で送らなければならない。修理に出す時は増設した部分をしっかり外すことを忘れないようにしたい。
512GB NVM Express SSDが標準で搭載されている。最近のゲームは重いとは言え、容量を一気に使い切るようなことはないだろう。好みで1TBにまで増やすのはありだ。それ以上は用途に合わせるべきだ。動画や写真など、アクセス時にしか読み込まないようなファイルはHDDに保存する方がいい。
容量あたりの価格が安いことから、そういったファイルが大量にあるなら、HDDは有用なストレージである。NVMe対応M.2 SSDに保存するものは、システムやゲームなどがよい。ランダムアクセスに強く、読み込み時間を短縮できる。SSDに保存するメリットの薄いファイルは全てHDDに保存するくらいでいい。
SSDまたはHDDと記載はあるが、ここで選択できるのはHDDだけだ。前述のように、HDDを増設することで、SSDの容量を圧迫しにくくなるメリットがある。ただ、以前よりもカスタマイズで追加するHDDの価格が高くなっている。この価格になると外付けのストレージや増設も視野に入れたくなる。ここでカスタマイズするとしても1TBまでだ。それ以上の容量となると、外付けや増設の方がコストパフォーマンスに優れる。修理に出すことを考えると、内蔵式よりも外付けの方が楽だろうか。
前項と同じ。HDDを追加する項目だが、ここで選択する意味はない。HDDを2つ追加する用の項目だ。
2TBと4TBの外付けのHDDを選択できる。価格は内蔵式のHDDをカスタマイズするのと同等だ。ただ、外付けHDDは市販されているので、カスタマイズで選択するメリットは薄い。ケースとHDDを別々に購入することも考えておきたい。
ここで選択できる製品は一体型に近いもので、中身のHDDはメーカーがバラバラなようだ。品質や寿命にばらつきがあるのはこういった部分が影響しているのだろう。ハズレを引く可能性がある以上、おすすめしにくい。
現在、光学ドライブが必要となる場面は少ない。これまではドライバやゲームのインストールにCDディスクが用いられてきた。それが今ではオンライン上でそれらをダウンロードすることができる。ドライバは公式サイトから、ゲームは購入すればダウンロードできる仕組みだ。CDディスクを使用する場面は限られている。パソコンでDVDを見たり、Blu-rayを見たりする予定があるならカスタマイズするくらいだ。後述する外付けタイプもあるのでチェックしておいてほしい。
内蔵式でなく、USB接続する外付けタイプの光学ドライブだ。普段はどこかにしまっておいて、使用する時だけ取り出すような使い方ができる。また、複数のパソコンで共有することも可能なので、複数パソコンを所持しているならこちらの方がいい。
最近はノートパソコンが薄くなり、光学ドライブ非搭載が増えている。ノートパソコンを所持しているか購入予定であるなら外付けタイプが適している。ノートパソコンでも光学ドライブを使用する場面は少ない。しかし、使用する場面が来たとしたら、複数のパソコンで使えるというのは大きなメリットになる。
RTX 3060 Ti搭載モデルなら700W BRONZEで十分だ。少し安定性を見るなら700W GOLDがいい。G-Tune TD-S2を長く使用するつもりなら、850W GOLDがいい。GPUやCPUの交換にも対応できる。次世代のハイクラスに交換しても、電源はそのまま流用できる。性能不足に陥った時に、全交換とならないように電源だけ強化しておくのは悪くない。
Core i7-12700搭載なので、従来のハイクラスよりも電源に気を遣いたい。ただ、基本的には700W BRONZEで十分である。先のことを考えて850W GOLDを上限に考えているだけだ。品質にこだわるなら、800W TITANIUMがおすすめだ。1000W以上の電源は流石にオーバースペックなので選択の必要はない。
UPSは停電時に電源が落ちるのを防ぐ予備電源のようなものだ。サーバー管理や重要な作業を行うならあっても困らない。ただ、一般的なユーザーには必要のないものだ。
インテルのWi-Fi 6 AX201が選択できる。これは内蔵式のWi-FiとBluetoothアダプタだ。Wi-FiとBluetoothが必要であるなら選択しておきたい。後からUSBタイプのものを接続できるので必須ではない。また、そちらの方が手軽ということで、内蔵式は主流から外れている。
無線LANアダプタ Archer T3Uが選択できる。前述の内蔵式ではなく、USBタイプのWi-Fi受信機だ。Bluetoothは搭載されていないので、Wi-Fiだけ使用したいユーザー向けだ。もっとも、価格は変わらないので、これを選択するなら内蔵式の方がよさそうだ。Wi-Fi、Bluetoothの受信機は1,000円程度で販売されているので、必要になったら購入するくらいでいいかもしれない。
Blackmagic Design SWATEMMINI ATEM Miniはテレビの1カメ、2カメのようなものだ。配信する映像を移すカメラを切り替える役割がある。予め4台のカメラで様々な方向から撮影し、配信する映像をスイッチ一つで切り替えられるようにしている。本格的であるように見えて、個人での配信ではそれほど重要性はない。
G-Tune TD-S2にはThunderbolt 4を増設できる。PCI-e x4を使用するので、使用しているスロットやレーンに注意したい。ゲームを中心とするならそれほど重要ではない。ただ、作業にも使用するならあっても困らない。ノートパソコンを使用していたり、複数台のパソコンを使用していたりするなら悪くはないか。
G-Tune TD-S2は通常・ファン増設・強化ガラスサイドパネル採用・強化ガラスサイドパネル採用+ファン増設・強化ガラスサイドパネル採用+LEDファン採用の5種類から選べる。実用性から考えるとファンを増設した3,080円のものをおすすめしたい。おしゃれにしたいなら強化ガラスサイドパネル採用モデル。派手にしたいならLEDファンを採用したモデルだ。この辺りは好みながら、ファンが側面に2つ付いたタイプをおすすめしたい。
キーボード、マウス、マウスパッドはゲームに重要な影響を与えるデバイスである。特にキーボードとマウスは人それぞれよいと感じる部分に違いがある。こればかりはネットの評判やレビューで選ばない方がいい。実際に触ってみて、打鍵感や扱いやすさを比べることが重要だ。その上で、レビューや評判を参考にして選択してほしい。G-Tuneのカスタマイズでは選択できるメーカーや製品が少ない。また、価格も定価で販売されているのでおすすめしにくい。
スピーカーとヘッドホンに関しては好みが大きく異なる。そのため、種類が少ないカスタマイズで選択するのはおすすめしない。特にヘッドホンやヘッドセットは頭の大きさによって装着感が変わる。重さも実際につけてみないと感じにくいものだ。デバイスに関連するものは、基本的にどういうものか理解している製品以外は別で購入するべきだ。
ゲームパッドで選択できるのはロジクールのGamepad F310rしかない。このゲームパッドが好みである場合を除いて、ここで選択するのはおすすめしない。必要な機能、扱いやすさなどを考慮して選択してほしい。Amazonやヨドバシでも購入できるので、種類の多いショップで選んでほしい。
配信用というよりは、ビデオ通話向けのタイプが多いように思う。これで本格的な配信を行うには少し機能や性能が弱い。コロナの影響でテレワークが普及したため、これはビデオ会議用と考えて選択してほしい。
また、これらも市販されているので、セットで購入せずに別のショップで購入した方が安く購入できるはずだ。
Windowsのログインに顔認証を使用できるようにするデバイス。ノートパソコンでは一般的なものだ。パソコンにパスワードを掛けている、家族と一緒に住んでいるなど、セキュリティに気を遣っているユーザー向けだ。長いパスワードを入力せずとも、顔認証でさくっとログインできる。8,778円出してまで必要かどうかは人によるところだ。
G-Tuneではマカフィーしか選択できない。セキュリティソフトは様々あるので、ここで決定せずに自分に合うものを探してみてほしい。必要な機能や価格で選ぶくらいでいい。フィッシング詐欺のメールは日に日に巧妙になっている。その違いを判別できるようになるまでは、何らかのセキュリティソフトが必要だ。何がいいか分からないのであれば、マカフィーはそれなりに優秀なソフトなので、選択するのも悪くない。
Steamをインストールした状態で出荷するかどうかの選択だ。既にSteamを利用しているならインストールした方が楽だ。ゲームをプレイしている以上、これからSteamを利用する可能性は非常に高い。不便なものでもないのでインストールを推奨したい。
ここで選べるソフトは時々中身が変わるかもしれない。それでも、通常価格で販売されているので、必要なら都度購入すればいい。カスタマイズで選択するのは悪くないが、おすすめもしない。
既にパソコンを所持しており、中身を移動させたい時に使用できるソフトだ。無料ソフトでも同等の機能を持つものがある。使用頻度が高いものではないので、無料で対応できるものは無料で対応しておきたい。パソコン引っ越しソフトは便利でも、おそらく次に使用するのはだいぶ先になるはずだ。それを考慮して選択してほしい。
不要なパソコンを引き取ってもらえる上に、1,100円の値引きが受けられるサービスとなっている。注意点として、まだ動くパソコンは綺麗に掃除すれば1,100円以上で売れる可能性が高い。売るのも、掃除するのも、処分するのも手間なら受けたいサービスだ。パソコンの処分は割と面倒なため、できるだけこのタイミングで処分しておきたい。
消失してしまったファイルやデータを復旧させることができるかもしれないサービス。復旧は完璧に復元できるわけではないので、保険の保険くらいに考えておきたい。消えて困るものは予めバックアップを取っておくか、クラウドサービスを利用しておこう。
技術者を派遣してのパソコン設置や初期設定を代行してくれるサービスだ。これらの作業を簡単にできる人からすると、とんでもない価格設定に思える。しかし、人を派遣する以上はどうしてもコストが掛かる。この価格を支払ってでも対応してほしいというユーザー向けのものだ。
Windows 10以降は初期設定が簡単になったので、スマートフォンで調べながらやればすぐにできる。それでも設定の仕方が分からない人からすると、記載のないトラブルや不具合に対応することは困難だ。価格に納得できるなら有用なサービスと言えるのかもしれない。
マウスコンピューターは標準で初期不良対応1ヶ月とセンドバック修理保証1年がある。初期不良はPC到着後1ヶ月の間は無償で修理してくれるサービスだ。1ヶ月を過ぎるとセンドバック修理保証対象となり、発送時の送料は自己負担となる。
安心パックはその送料も負担なしになり、24時間の電話サポートの担当が専任スタッフとなる。修理も最短当日の返送、初期不良は新品に交換という対応もしてくれる。もともと充実したサポートがさらにグレードアップする。標準のものでも24時間の電話サポートはあるので、期間を延長するだけでもよさそうだ。
安心パックを選択するとリモートサポートサービスを選択できる。エラーの解決に向けてスタッフがユーザーのパソコンを遠隔操作してくれるものだ。パソコン操作が不慣れで、どうしていいか分からない時に助かるサポートだ。パソコンに慣れていると必要性を感じないサービスである。
これはいいサービスだと感じれば加入することをおすすめする。このサポートに関しては魅力的かそうでないかはっきり分かれる。初心者と中級者以上で捉え方が変わる。批判的な意見があるのも分かるが、有用なサービスであることは間違いない。必要か必要でないかが分かれるだけだ。
物理的な破損や盗難に対する保険のような保証サービスだ。ノートパソコンならおすすめしていたかもしれない。デスクトップパソコンの盗難はあまり考えにくい。物理的な破損も同様に考えにくい。同時に購入したモニターの保証くらいだろうか。ノートパソコンに比べるとデスクトップはあまり恩恵を受けられない保証に感じられる。
niiyama製のモニターを購入予定なら選択してもいい。ただ、iiyama製は品質が高い分だけ価格も高い。コストパフォーマンスという言葉とは縁遠いモニターなのでおすすめしにくい。特にゲームをプレイするためのモニターという点では、他に優れたモニターはいくらでもある。家電量販店、Amazonなどをチェックしてほしい。
モニターアームも同様に、カスタマイズで追加するメリットはない。Amazon等で選択する方が種類も豊富だ。
プリンターは定価で販売されているので、カスタマイズで選択するメリットはない。どんなショップでも、定価より値引きされて販売されているはずだ。マウスコンピューターがパソコンパーツまで扱っていたなら、ポイントのために選択するのはありだっただろう。しかし、パソコン以外の販売が基本的にないマウスコンピューターでは定価で購入するメリットは何もない。せいぜいパソコンと同時期に届く程度だ。Amazonやヨドバシで選択する方が安くてポイントも貯まるので文句なくおすすめだ。
ルーターをまだ所持していないなら選択するのも悪くないが、そんなケースは非常に稀だ。また、ルーターに関しては家電量販店、Amazonなどのネット通販で容易に手に入る。カスタマイズで選択するくらいなら、普通に購入した方がいい。数が少ないので選びやすく感じるかもしれないが、不要な機能があるかもしれない。もっと安いものもあるので自分に合ったものを選択してほしい。
有線LANを幾つにも分岐させられるHUBだ。これが必要になる場面はほとんどない。多くの場合はルーターのLANポートだけで対応できる。こういったHUBが必要であるなら、それこそカスタマイズで選択するようなものではない。
これらの製品は市販されているものだ。ここでの選択肢はあまり広くない。Amazonやヨドバシでチェックした方がいい。また、カスタマイズはその性質から定価で販売される。安く早く購入する手段がある以上はおすすめできない。
ルーターやモデムとパソコンを接続するケーブル。Wi-Fiのような無線接続ではなく、物理的に接続する有線接続に必要なケーブルだ。回線速度が安定しやすいため、ゲームに適しているという評価がある。特に、マンションなど回線が不安定な場合は有線接続を検討してみてほしい。もっとも、これもここで選択する必要はない。場所によってはコンビニにも販売されているほど身近なものだ。ただし、長いタイプは家電量販店等にしかないので注意してほしい。
各タイトルの対応表
Final Fantasy 14 4K | Apex Legends 144Hz | Apex Legends 60Hz | フォートナイト 240Hz | フォートナイト 144Hz |
---|---|---|---|---|
![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ | ![]() ★★★★★ |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
G-Tune TD-S2(第12世代モデル)のゲーミング性能
GeForce RTX 3060 Ti(GPU)
G-Tune TD-S2(第12世代モデル)では、Ampere世代におけるハイクラスのRTX 3060 Tiが搭載されている。従来モデルのRTX 2080 SUPERよりも性能が高く60番台モデルだからといって侮れない。下位モデルであるRTX 3060と比べて17%程度グラフィックス処理性能が高い。フルHD環境で高リフレッシュレートでのゲームプレイに対応できる。
今はやや価格が高騰しているが、一時はコストパフォーマンスが高く非常に人気の高いモデルだった。このコラボモデルの登場が一石を投じる形になるかもしれない。レイトレーシング性能も第2世代になって大きく適正が向上している。将来性の高いグラフィックボードだと言えるだろう。
Core i7-12700(CPU)
型番のとおりIntel第12世代のCore i7-12700を搭載している。これまでのCore i7シリーズとは一線を画する性能を持つ。従来モデルのCore i7-11700は8コア16スレッドだったが、Core i7-12700では一気に12コア20スレッドへとスペックが引き上げられている。マルチスレッド性能が高くRyzen 9 5900Xを超えるほどのパフォーマンスを発揮する。動画編集・画像編集などこれまでRyzenシリーズに負けていた用途でも十分戦えるほどの性能だ。むしろ上回ることの方が多い。ゲーミングCPUとしての性能はこれまでと同様に高くハイエンドクラスのグラフィックボードと合わせることができる。
総合評価
G-Tune TD-S2(第12世代モデル)はCore i7-12700とRTX 3060 Tiを搭載したハイクラスのゲーミングPCだ。RTX 3060 Tiを搭載しているのでゲームへの対応力は万全だ。Apex Legendsやフォートナイトを高リフレッシュレートで快適にプレイできる性能を有している。
Core i7-12700は非常に優れたCPUの処理性能を持っているため、ゲーム以外への対応力に長けている。ゲームよりも適した用途があるのではないかと思えるほど優れたCPUだ。ゲームの配信や動画投稿だけに留まらず、専門的な分野にも対応できそうだ。
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G-Tune TD-S2(第12世代モデル)の特徴
最新構成でおすすめしやすいハイクラスモデル
G-Tune TD-S2(第12世代モデル)は、当サイトとG-Tuneによるコラボレーションモデルの一つだ。人気のG-Tune TD-S2に待望の第12世代搭載モデルが登場した。Core i7-12700とRTX 3060 Tiの組み合わせはハイクラスの中心となるだろう。価格と性能のバランスがよく、選びやすく扱いやすい。
また、CPU性能が高いことから、用途を選ばないのが強みだ。購入する時はゲームを中心に考えていたとしても、やりたいことが増えるかもしれない。そんなときに買い換える必要がないというのメリットだ。性能の高さは汎用性の高さでもある。Core i7-12700の性能はRTX 3060 Tiとの組み合わせではオーバースペックだ。ゲームだけならCore i7-12700である必要はない。それでも先々用途が増える可能性があるなら、Core i7-12700を搭載していることは有用なCPUだ。
用途が増えるかどうかは購入時点では分かりにくい。予算に合うのであれば、性能と用途に余裕のあるG-Tune TD-S2はおすすめだ。一方で、ゲーム以外も想定していても、Core i7-12700の性能が必要ないのであれば微妙だ。多くの用途はCore i7-11700で十分対応できるものだからだ。長く使用するならCore i7-12700であることはメリットでも、用途の幅を広げるつもりがないならデメリットになる。
ゲームを快適にプレイするだけならCore i7-11700の方が価格的にも選びやすい。大は小を兼ねるとは言っても、Core i7-12700の性能は圧倒的に高い。誰にでもおすすめできるようなモデルではないのかもしれない。G-Tune TD-S2を選択する際は、性能を理解した上で選択してほしい。もっとも、CPU性能が高いことに関して、性能面にデメリットが生じるわけではない。予算が合っているなら保険的な意味合いで選択しておくのも悪くなさそうだ。
高いコストパフォーマンスが魅力
G-Tune TD-S2(第12世代モデル)の魅力は性能だけではない。価格が抑えられた最新モデルであることが最大の強みである。第12世代Core iシリーズは登場からしばらく経ち、RTX 3060 Tiが高騰してからそれなりに時間が経過している。G-Tune TD-S2が登場した時点で対抗できる製品もそれなりに出てくるかもしれない。
この性能帯・価格帯のモデルはコストパフォーマンスの評価が移ろいやすい。時に強みが弱みになることも十分考えられる。G-Tune TD-S2を候補に入れているなら、他製品の動向に注意しておきたい。今はCore i7-11700とRTX 3060 Ti搭載モデルでようやく20万円を下回るモデルが登場した程度だ。しばらくの間はG-Tune TD-S2を超えるモデルは登場しないはずだ。
コストパフォーマンスだけを見れば、第12世代を搭載したモデルでは最もおすすめしやすい一台だと言っても過言ではない。対抗となる可能性があるモデルはCore i5-12400搭載モデルだ。RTX 3060 Tiとの組み合わせであればCore i5-12400でもバランスは取れることは理解しておこう。つまり、予算を抑えたいならCPUのランクを落としてもよいということだ。
ゲーム性能はCore i5-11400と同等でも、処理性能はCore i7-11700を凌駕する。用途と価格のバランスは非常に優れている。ただし、今はまだCore i5-12400搭載モデルでも価格が相応に高く、現時点では比較対象にもならない。Core i5-12400搭載モデルの価格推移は注目しておきたい。
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G-Tune TD-S2 第12世代モデルの比較対象モデルを紹介
ブランド | G-Tune | G-Tune |
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イメージ | ![]() | ![]() |
製品名 | TD-S2 | HM-B-3060Ti |
ケース | ミニ | ミニ |
価格 | 209,800円(税込) | 208,780円(税込) |
CPU | Core i7-12700 | Core i7-11700 |
GPU | RTX 3060 Ti | RTX 3060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 512GB | NVMe 512GB |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
電源 | 700W BRONZE | 700W BRONZE |
マザボ | Z690 | B560 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
対抗できるモデルが登場するまでは、この価格帯でG-Tune TD-S2は非常におすすめしやすいモデルだ。RTX 3060 Ti搭載モデルは価格の高騰で20万円前後だ。第11世代搭載モデルでも20万円を超えてしまう。第12世代搭載で20万円台に留まるG-Tune TD-S2は非常に有力な存在である。
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パソコンケースレビュー
G-Tune TD-S2では、G-Tune自慢のミドルタワーが採用されている。I/Oパネルを本体上部サイドに持ってきたことで利便性が向上している。デザインもシンプルで評価できる。スタイリッシュなデザインで今風のケースとなっている。シンプルでかつ機能性も兼ね備えている。
ただし、光学ドライブが非搭載となっているので注意して欲しい。必要ならオプションで追加可能。今はWEB上でドライバも入手できるのでそれほど光学ドライブの必要性は高くないだろう。パソコンケースは、デザイン面でも機能面でもどんどん進化してきていると言える。ユーザーの要望に応える形で変わっているのは事実だ。今後も2年から3年周期で変わっていくのかもしれない。
管理人による総評(G-Tune TD-S2 第12世代モデル)

G-Tune TD-S2 第12世代モデルは、RTX 3060 Ti×Core i7-12700搭載のハイクラスのゲーミングPCだ。この組み合わせで税込20万円台は素晴らしい。かなり価格が抑えられていてコストパフォーマンスが高い。ゲーミング性能は高くFPSを高リフレッシュレートで楽しむことができる。MMORPGなど負荷の高いタイトルでも問題ない。
何よりもCPU性能が高くゲーム実況・動画編集・ゲーム開発などもお手の物だ。この高いCPU性能のおかげでゲーミングPCでもできることの幅が広がる。一方で、ゲームプレイだけを考えるならCPUを落として価格が安いモデルを選択するのがよいだろう。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
209,800円(税込) | Core i7-12700 | RTX 3060 Ti |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 16GB | 512GB | 非搭載 |
*記載内容は更新時点のものです。内容について万全を期するようにしておりますが、ご購入前に必ず公式サイトのスペックをご確認くださいませ。
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TD-S2購入しました。
G-Tuneの通常ラインナップに12700+3060Tiという組み合わせがなく
決めあぐねていたところにこちらでこのモデルを知り、まさに渡りに船でした。
記事について一点、一番上のスペック表のみ
マザーボードのチップセットがB460ということになっております。(他の表ではZ690)
B460ですと12世代非対応のチップセットですのでそちらのほう修正お願いいたします。
わざわざコメントいただきありがとうございます。お喜びいただき嬉しく思います。
表記修正が完了しております。よろしくお願いいたします。