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当記事では、G-Tune TD-Bの評判とレビューをまとめている。Core i5-12400F×RTX 3060搭載のミドルクラスのゲーミングPCだ。CPUがCore i5-11400FからCore i5-12400Fへと切り替えられてそれに伴いマザーボードもB660へと一新されている。当サイトとG-Tuneのコラボレーションモデルで通常ラインナップよりも価格的に有利だ。最近ではあまり見かけなくなったデュアルストレージを採用しているのもポイントだ。

次世代モデルが登場したことで旧モデルとなったが、ゲーミング性能だけで言えば性能差が大きいわけではなくそれほど見劣りするわけではない。G-Tuneブランドに魅力を感じる方なら十分候補に入るはずだ。今回5,000円の値引きが適用されたことで、G-Tune TD-Bの製品寿命はかなり伸びたように思う。最新モデルの猛追があっても、存在価値のあるモデルと言える。比較対象モデルもしっかり確認しておこう。

G-Tune TD-Bのスペック

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ブランド名G-Tune
製品名TD-B
価格154,800円(税込)
CPUCore i5-12400F
グラフィックボードGeForce RTX 3060
メモリDDR4-3200 16GB
SSDNVMe 256GB
HDD1TB
電源700W BRONZE
マザーボードチップセットB660
おすすめ度Bランク
評価・コスパ
★★★★★★★★☆☆ 7.6

・構成
★★★★★★★☆☆☆ 7.0

・品質/サポート
★★★★★★★★★★ 10.0

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G-Tune TD-Sのおすすめカスタマイズ

項目標準おすすめカスタマイズ
OSWindows 11 Home 64bit変更なし
オフィスソフトオフィスソフト無し変更なし
CPUCore i5-12400F変更なし
CPUファン標準CPUクーラー ( 高冷却タイプ )変更なし
CPUグリス標準CPUグリス変更なし
メモリDDR4-3200 8GB x2変更なし
SSD (M.2)256GB NVM Express SSD ( M.2 PCI Express 接続 )変更なし
SSDなしなし
HDD1TB変更なし
外付けストレージなしなし
光学ドライブ非搭載DVDスーパーマルチドライブ
+4,180円
光学ドライブ(外付け)なし[ USB2.0 ] DVDスーパーマルチドライブ
+3,740円
電源700W BRONZE変更なし
UPSなしなし
無線LANなしIEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠 ( 最大2.4Gbps対応 ※連続160MHz帯域 Wi-Fi 6対応機器が必要 ) + Bluetooth 5 内蔵
+6,380円(税込)
外付け拡張デバイス拡張デバイスなしなし
ケースミニタワーケース
( ケースファン 背面×1 搭載 )
ミニタワーケース ( ケースファン 前面×2 / 背面×1 搭載)
+2,970円(税込)
キーボードなしなし
マウスなしなし
マウスパッドなしなし
ペンタブレットなしなし
スピーカーなしなし
ヘッドフォンなしなし
ゲームコントローラーなしなし
WEBカメラなしなし
Windows Hello デバイスなしなし
ウイルス対策・セキュリティソフトなしなし
ソフトウェア1(プリインストール)Steamクライアントソフト変更なし
ソフトウェア2(バンドル)なしなし
出荷日調整サービスなし翌営業日出荷サービス
+2,200円
パソコン引越しソフトなしなし
パソコン下取りサービスなしなし
データ復旧サービスなしなし
各種出張サービスなしなし
サポート初期不良対応1ヵ月
センドバック修理保証
変更なし
電話サポート24時間365日電話サポート変更なし
破損盗難保証サービスなしなし
モニタなしなし
モニターアームなしなし
プリンター選択なしなし
ブロードバンドルーターなしなし
HUBなしなし
USB周辺機器なしなし
LANケーブルなしなし
ゲーミングチェアなしなし
サプライなしなし
  • CPU
  • CPUはワンランク上のCore i7-12700Fが選択できる。残念ながら、価格が非常に高く、G-Tune TD-Bのよさを失ってしまうことになるので非推奨だ。Core i7-12700Fに魅力を感じるなら、Core i7-12700F搭載モデルを選択する方がいい。G-Tuneは基本的にカスタマイズ価格が定価かやや高めに設定されている。カスタマイズするよりも、標準構成が理想に近いモデルを選んだ方がお得である。

  • CPUファン
  • 搭載されているCPUはCore i5-12400Fなので標準CPUファンで十分だ。変更するならオリジナルサイドフローでもHyper 212 EVOでも好みでいい。標準よりも冷却性能は確実に上がるからだ。水冷にまでなるとオーバースペックなのでおすすめしない。この部分は標準で十分なので、カスタマイズしても恩恵を感じ取りにくい。予算を抑えたいならここは標準のままの方がいい。

  • CPUグリス
  • CPUファンを交換するなら、冷却性能が少しでも高くなるようにグリスも変更しておきたい。標準ファンの場合は、ここを変更する必要はないと考えている。なぜなら、グリスの恩恵は非常に感じ取りにくいからだ。標準ファンを選択したということはコストパフォーマンスを重視しているということだ。恩恵を感じにくい部分のカスタマイズはカットしてもいいはずだ。

  • メモリ
  • ミドルクラスには16GBで十分だ。特にゲーム用途では16GBを超えるメモリはやや過剰に感じる。もちろん用途によっては32GBが推奨されることもあるので必要に応じて増やすのは問題ない。ただし、メモリのカスタマイズもやや高く感じるので、必要であるなら別途購入して増設した方が価格を抑えることは可能だ。自分で増設した箇所は、保証を受ける際には外さなければならないのでその点だけ注意しておいてほしい。

  • M.2 SSD
  • 256GBのNVMe対応SSDを搭載している。SSD容量を半減する代わりにHDD 1TBを搭載しているモデルなので、ここを強化したい気持ちはよくわかる。ただ、もしもSSD容量を増やしたいなら、SSD 512GB搭載モデルにHDD 1TBを追加した方が安い可能性がある。もちろんショップにもよるが、基本的に価格を抑えたG-Tune TD-Bはカスタマイズを前提としていない。カスタマイズを行うなら、標準で優れたモデルを検討してほしい。

  • SSD
  • SATA接続のSSDが選択できなくなったので、G-Tune TD-Bではここをカスタマイズするメリットはない。

  • HDD
  • 標準でHDD 1TBを搭載しているので、変更はしなくていい。もちろん、大容量の動画を大量に保存するなど、容量が必要であるなら増やしても問題ない。ここは好みの容量でいいが、外付けなどを別途購入して対応した方が安い。面倒であったり、内蔵式の方がいいならカスタマイズで増やしておこう。

  • 外付けストレージ
  • パソコンが複数ある場合は外付けストレージは有用だ。大容量のファイルをパソコン間でやりとりするのは非常に手間と時間が掛かる。外付けのストレージなら接続すればすぐに保存されたファイルにアクセスできる。物理的なアクセスではあるが、複数のパソコンでファイルをやりとりするなら非常に有用な選択肢だ。ただし、こちらも別途購入した方が安価である。

  • 光学ドライブ
  • 最近は光学ドライブを使用することはほとんどなくなった。そのため、今では光学ドライブ非搭載のモデルが非常に多い。CDディスクでインストールを行うタイプのゲームやドライバを使用しているなら選択してもいいという程度。現在はあまりおすすめしていないカスタマイズである。

  • 光学ドライブ(外付け)
  • こちらは内蔵タイプではなく外付けの光学ドライブとなっている。こちらも複数台パソコンを所持しているなら有用なものだ。特にノートパソコンは薄型化が進み、光学ドライブ非搭載モデルが標準となっている。外付けの光学ドライブはUSBで接続するだけなので、必要な時に繋げるだけで済む。持ち運びも容易なので、メインPCやサブPCにも使える。ノートパソコンを持ち運ぶ際に、一緒に持ち運ぶなどにも使える。ただし、これも別途購入した方が安い。カスタマイズするならAmazon等での購入をおすすめしたい。

  • 電源
  • 電源は標準の700W BRONZEで問題ない。カスタマイズすれば安定度は増すかもしれないが、そもそもそこまで消費電力は高くない。保険として700W GOLDを選択するかどうかというところだ。グラフィックボードを交換するなどをしない限りは不要なカスタマイズだ。もっとも、ミニタワーケースに内蔵できるグラフィックボードでは700W BRONZEで十分事足りるはずだ。

  • UPS
  • UPSは停電しても電源が落ちないように維持する予備電源のようなものだ。サーバーなど、大多数のユーザーに影響を与えるものや、重要なデータの損失を防ぐのには有用だ。その用途から、あまり一般ユーザー向けのカスタマイズではないことはわかるはずだ。必要に応じて選択することをおすすめする。

  • 無線LAN
  • Wi-FiとBluetoothが使用できるようになるデバイスだ。以前は3,000円程度だったのでおすすめしていたが、6,000円を超えるとなるとあまりおすすめできない。これならUSBタイプのWi-FiとBluetoothをそれぞれ購入した方が安価である。USBポートを使用するというデメリットはあるが、価格を抑えられるメリットは大きい。カスタマイズでの選択は非推奨だ。

  • 外付け拡張デバイス
  • 無線LANが選択できる。上述の無線LANと異なり、USB接続のタイプだ。Bluetoothが使用できないので割高感は否めない。ここでの選択もあまりおすすめできない。

  • 拡張カード
  • インテルの1GbEネットワークカードを増設できるカスタマイズだ。一般的なゲームプレイや用途を想定しているなら、基本的にこのカスタマイズは不要である。サーバーをネットワークに接続するのに適したカードなので、そういった用途を想定していないならスルーでよさそうだ。

  • ケース
  • G-Tune TD-Bのケースは標準ケースを含めると4つのタイプがある。ノーマル、前面ファン2つ追加モデル、前面ファン2つ追加と強化ガラスサイドパネル採用モデルと前面ファン2つ追加と強化ガラスサイドパネル・LEDケースファン採用モデルだ。ケースに関しては前面ファンが2つ追加されたタイプであればどれでもいい。実用面を考えれば2,970円の前面ファン2つ追加モデルで十分だろう。

  • キーボード/マウス
  • キーボードやマウスのようなデバイスは、実際に触ってから購入することをおすすめしたい。特にマウスは手の大きさによって使いやすさが大きく異なってくる。以前よりも選択肢は増えたとはいえ、カスタマイズの選択肢はかなり限定的だ。また、価格も安いわけではないので、Amazon等での選択をおすすめする。

    キーボードは実際に触らないとタッチの軽さなどが分からない。それなりに高価なデバイスなので後悔のないようにしっかり選びたい。そのためには実際に触ってみて選ぶしかない。その後にネットで購入するなどは問題ないが、カスタマイズでは非推奨だ。

  • マウスパッド
  • マウスパッドはLogicoolとG-Tuneオリジナル製品しかない。そこまで高価なものではないが、こちらも選択肢が狭いのでおすすめしていない。無難なのはマウスのメーカーと揃えることだ。Logicoolのマウスを使用していたとしても、ほぼ定価のカスタマイズで選択するのはおすすめしていない。

  • ペンタブレット
  • ペンタブレットはイラストなどを描くのに適したペン型のマウスである。そちらの方面には詳しくないが選択肢が2つしかない上に、価格がそれなりに高いので追加はおすすめしない。っと幅広い選択肢から自分に合ったものを見つけた方がいいはずだ。

  • スピーカー / ヘッドフォン
  • 音声出力はスピーカーやヘッドフォンが必要となる。スピーカー搭載のモニターがあればそちらでも出力は可能だが、ボイスチャットはやりにくい。最近のゲーム環境を考えると、イヤホンマイクやヘッドセットは必須だろうか。これらはAmazon等の方が種類も多く価格も安い。カスタマイズでの選択は非推奨である。注意点として、Bluetoothなどのワイヤレスタイプのスピーカーやヘッドセットはどうしても音の遅延が発生する。

    ゲームではかなり致命的なデメリットとなることもあるので、選択する際は注意してもらいたい。音がワンテンポ遅れて聞こえてくるので、索敵が必要なゲームでは厳しい。また、映像と音のズレを感じられるという点では映画や動画視聴にも適していない。高価なものであれば多少ズレは小さくなるが、それでもはっきりとズレているのがわかる。選択するにしても優先タイプをおすすめしたい。

  • ゲームコントローラー / WEBカメラ(オプション)
  • 選択肢が少ないので、Amazonやヨドバシなどでの選択をおすすめする。特にゲームコントローラーは実際に使いやすいと思うタイプに近いモデルを選択したい。WEBカメラにしても、選択肢の多いAmazonでの購入をおすすめする。

  • Windows Hello デバイス
  • Windowsのログインを顔認証で行えるようにするデバイス。非常に便利ではあるが、デスクトップタイプにはそこまで必要性は感じない。それこそPINコードでも十分だ。必要と思うなら追加する程度でいい。

  • ウイルス対策・セキュリティソフト
  • ウイルス対策ソフトもセキュリティソフトもここでの選択はおすすめしない。必要であるなら、調べて吟味した上で別途購入する方がいい。カスタマイズでのソフト追加は価格的にも内容的にもあまりおすすめできない。自分に合ったものを選ばなくてはセキュリティソフトの意味がない。

  • ソフトウェア1(プリインストール)
  • Steamをインストールした状態で出荷するかどうかの設定。Steamを使用しないならソフトなしを選べばいい。

  • ソフトウェア2(バンドル)
  • こういうソフトもあるという程度に見ておきたい。必要なら別途購入した方が安い。

  • 出荷日調整サービス
  • 翌営業日出荷となるオプションサービス。常に選択できるわけではないので、選択できたらラッキー程度に見ておきたい。これは推奨カスタマイズだ。このカスタマイズなら5営業日出荷などのモデルが翌営業日出荷になる。例えば火曜日に注文した場合、通常であるなら翌週の月曜日に出荷される。

    これが翌日の水曜日出荷になる。パソコンの注文から出荷は非常に素早くなってきたが、半導体不足の影響で一時は1ヶ月以上待つことが当たり前になった。それを考えると、2,200円で翌営業日出荷は非常にありたがい。ただ、いつでも選べるわけではないことだけは覚えておきたい。

  • パソコン引越しソフト
  • パソコンを買い替えた時に中身を移動させるソフト。これは無料ソフトでもあるので、移す中身によって選択を変更したい。何にしても、カスタマイズでの追加はあまりおすすめしない。こういったソフトは多くあるので、これも自分に合ったものを選択した方がいい。

  • パソコン下取りサービス
  • 1,100円引きで不要なパソコンを引き取ってもらえるサービスだ。不要なパソコンを処分するのにはお金が掛かる。それを1,100円引きで引き取ってくれるのだからありがたい。ただし、まだ使用できるパソコンの場合、ストレージを初期化した後に販売した方が高く売れる可能性があるので、処分に関してはこれだけが正解というわけではない。

  • データ復旧サービス
  • 失ってしまったファイルやデータを復旧させることができるサービス。ただし、完全に復元できるわけではない。復旧させることができるかもしれないという程度だ。そのため、保険的なものだが、バックアップを取る方が確実だ。また、一般ユーザーは特に困らないものなので必要はなさそうだ。

  • 各種出張サービス
  • 技術者を派遣してパソコンの設置や初期設定を行ってくれるサービス。現地に技術者を派遣するので人件費の関係か価格はかなり高い。知っている人であれば何にそこまで費用が掛かるんだと驚いてしまうだろう。それでもこの系統のサービスの中では価格は抑えられている。初めてのパソコンで、周りに詳しい人がいないと簡単な操作も難しいことがある。分からないことが分からないということもあるだろう。そんな時に利用したい超初心者向けのサービスである。価格に納得できれば選択するのも悪くない。

  • サポートサービス
  • 標準で初期不良対応1ヶ月とセンドバック修理保証1年がついている。初期不良はPC到着後1ヶ月間に発生した不良を無償で修理してくれるものだ。1ヶ月を過ぎるとセンドバック修理保証対象となり、発送時の送料は自己負担となる。安心パックを選択すると、その送料も負担なしになり、24時間の電話サポートの担当が専任スタッフとなる。修理も最短当日の返送、初期不良は新品に交換という対応もしてくれる。もともと充実したサポートがさらにグレードアップする。標準のものでも24時間の電話サポートはあるので、期間を延長するだけでもよさそうだ。

  • 電話サポート
  • 安心パックを選択するとリモートサポートサービスを選択できる。スタッフがエラーの解決に向けてユーザーのパソコンを遠隔操作してくれるものだ。パソコンに不慣れなユーザーにはありがたいことである。ある程度パソコンに慣れていると必要性を感じないサービスだ。これはいいサービスだと感じれば加入することをおすすめする。このサポートに関しては魅力的かそうでないかはっきり分かれる。このあたりは初心者と中級者以上を分ける一つのバロメーターと言えるかもしれない。

  • モニタ・プリンター・ブロードバンドルーター
  • モニターもプリンターもブロードバンドルーターもここでの選択は非推奨だ。価格が高いこともあるが、選択肢が少ない。こういったものはAmazonやヨドバシで選択した方がいい。また、ルーターを所持していないならパソコン到着より前に設定しておきたい。カスタマイズでは非推奨だ。

  • HUB / USB周辺機器 / サプライ / LANケーブル /ゲーミングチェア
  • 基本的に市販されているものだ。カスタマイズで追加すると定価になること、選択できる製品が限定的であることからおすすめはしない。

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各タイトルの対応表

Final Fantasy 15
4K
Apex Legends
144Hz
Apex Legends
60Hz
フォートナイト
240Hz
フォートナイト
144Hz
ff15
★☆☆☆☆
Apex-Legends
★★☆☆☆
Apex-Legends
★★★★☆
fortnite
★★★★☆
fortnite
★★★★★

対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

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G-Tune TD-BはCore i5-12400FとRTX 3060を搭載したミドルクラスのゲーミングPCだ。扱いやすく選びやすい性能が特徴だ。対応力は非常に高く、設定を下げればApex Legendsを144Hzで対応できる。設定を下げることに対して抵抗がなければ、ゲームに対応しやすい性能だと言える。Core i5-12400Fは処理性能にも優れている。そのため、ゲーム以外の用途も適用しやすく快適性も維持できる。汎用性の高い性能でもある。

G-Tune TD-Bのゲーミング性能

Core i5-12400F(CPU)

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Core i5-12400Fは、Intel第12世代の最新モデルでミドルクラスの代表的なCPUだ。予算を抑えたいゲーマーの味方となってくれる。総合性能では従来モデルのCore Core i7-11700を超える性能を持つ。何をするにも高い性能が光るオールラウンド性が魅力だ。負荷の軽いファイルなら動画編集にも対応できる。ゲームプレイにおいてはCore i7-11700Kでさも上回ることがあるほどだ。RTX 3060との相性もよく初心者の方にもおすすめだ。

GeForce RTX 3060(GPU)

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G-Tune TD-BではグラフィックスにミドルクラスのRTX 3060が採用されている。これまで採用されていたGTX 1660 SUPERと比べるとワンランク以上性能が高い。フルHD環境でのゲームプレイをメインに考えている方におすすめだ。従来モデルのRTX 2060 SUPERよりもパフォーマンスが引き上げられゲーム適性が向上した。レイトレーシングやDLSSといった機能も強化されより扱いやすくなっている。GPUメモリ容量が12GBと性能帯を考えると大容量で心強い。タイトルによってはWQHD環境でのゲームプレイにも対応できるポテンシャルを持つ。

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G-Tune TD-Bの特徴と注意点

ストレージ構成で差を付ける

G-Tune TD-Bは、SSD 256GB・HDD 1TBのデュアルストレージを採用したゲーミングPCだ。昨今のゲーミングPCはSSDのみのシングルストレージが主流でここに優位性がある。動画や配信が身近となっていることで、HDDの需要はそれなりにあると考えている。SSDに動画ファイルを保存すると当然必要なファイルを保存しにくくなる。

一方で、読み込みの遅くHDDは容量あたりの価格が安いことで読み込みがアクセス時だけの動画ファイルの保存に適している。昔ほど動画は容量を取らなくなったが、それでもハイライトなど保存しているとすぐに容量を圧迫する。デュアルストレージならゲームはSSD、その他のファイルはHDDと分けることができる。これにより、SSD 500GBや1TBのみよりも汎用性が高い。

今のG-Tune TD-Bはコストパフォーマンスだけを見れば標準より少しよい程度だ。HDDの増設やカスタマイズはそれほど高価なものではない。同等の構成を持つモデルは14万円台に突入しているモデルもある。そのような状況において今や特殊とも言えるデュアルストレージ搭載である程度の人気を保ったモデルとなっている。

1~3つの特定のゲームをプレイするだけならSSD 256GB、HDD 1TBの構成は扱いやすい。手を加えなくてもそのままその利便性を活かすことができるので選びやすい。価格にはない特徴を持つモデルと言える。こういった構成ができるのはコラボレーションモデルの強みだ。一時期に比べて人気は少し落ち着いているが、それでも選ばれているモデルなので安心して選んでほしい。

競合製品の多さがネックとなる

G-Tune TD-Bは最強クラスのモデルではない。競合製品の多さはどうしてもつきまとってくる問題だ。Core i5とRTX 3060の組み合わせはミドルクラスの鉄板であり、最も人気のゲーミングPCとさえ言える。そのため、各ショップで強力なモデルが登場している。この性能帯は構成よりも価格を重視したモデルが多い。ニーズを考えるとそれが正しいとも思う。

構成で勝負するようなモデルはこの価格帯・性能帯には少ない。G-Tune TD-Bも当初は価格で勝負するモデルだった。ただ、価格競争の波に乗り切れないからこそ、構成にこだわったモデルにシフトした。当然価格を抑える構成のままだ。純粋に価格を抑えたモデルと比べて、変化の少ないG-Tune TD-Bは価格勝負がしにくい。変化しにくいということは、その時々の相場に合わせた対応が難しい。

より安くよいモデルを探せばすぐに優れたモデルを見つけることができるだろう。ある意味でこの性能帯のモデルは価格が全てとも言える。性能を求めてCore i5とRTX 3060を搭載したモデルを選ぶことはないからだ。少し主流と外れたG-Tune TD-Bは万人に受け入れられるようなモデルではない。

価格を抑えつつ、利便性や実用性を重視したモデルとなった。爆発的な人気ではなく、必要とする人に刺さるモデルだ。それもCore i5-13400の登場でやや苦しくなってきた。旧世代のCore i5-12400搭載モデルが価格を下げたからだ。比較対象にはより価格を抑えたモデルをピックアップしている。価格を重視するのであればそのモデルをチェックしてほしい。

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似ているモデルとの比較

ブランド名G-TuneMagnate
イメージnextgear-micromagnatemh
製品名G-Tune TD-BMagnate MV
価格154,800円(税込)149,980円(税込)
CPUCore i5-12400FCore i5-13400F
GPURTX 3060RTX 3060
メモリDDR4-3200 16GBDDR4-3200 16GB
SSDNVMe 256GBNVMe 500GB
HDD1TB非搭載
電源700W BRONZE550W BRONZE
マザーボードB660H610
公式公式公式
ここがポイント!!

比較対象はドスパラのMagnate MVだ。価格は1万円安く、CPUは最新のCore i5-13400Fを搭載している。チップセットと電源は下がるものの、性能面でリードするMagnate MVは強力な選択肢だ。構成などG-Tune TD-Bの強みを加味したとしても、Magnate MVを選択するメリットの方が大きい。この性能帯であれば、ケースが一般向けの汎用ケースだったとしても、見た目以外のマイナスはない。

コストパフォーマンスが高く、目立った弱点のないMagnate MVは現在のRTX 3060搭載最強クラスのモデルだ。Magnate MVはゲーミングPCではないため、見た目や構成が少し見劣りしてしまう。Core i5-13400Fの価格がもっと下がるまではG-Tune TD-Bと対等な関係に見える。Magnate MVを超えるモデルが登場するのだろうか。

パソコンケースレビュー

nextgearmicro
G-Tune TD-Bでは、G-Tune自慢のミニタワーが採用されている。光学ドライブが非搭載となっているが、必要ならオプションで追加可能。ただ、今はWEB上でドライバも入手できるのでそれほど必要性はないと考えている。

管理人による総評(G-Tune TD-B)

nextgear-micro

G-Tune TD-Bは、当サイトとG-Tuneのコラボレーションモデルの中で最も安価な一台となっている。Core i5-12400F×RTX 3060はミドルクラスの鉄板構成だと言える。5,000円の値引きが適用となり評価を上げた。デュアルストレージを採用していて昨今のゲーミングPC市場から見ると特異な存在だ。SSDとHDDで使い分けられるのは大きなメリットだと言える。G-Tuneブランドの場合ケースデザインの高さも評価されるポイントだ。コストパフォーマンス重視なら比較対象モデルを確認しておくとよい。

価格CPUグラボ
154,800円(税込)Core i5-12400FRTX3060
メモリSSDHDD
DDR4 16GB256GB1TB

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